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「お客さんが缶ビールを持って遊びに来てくれた時が最高」TRUCK&KINGS店長 箕野信太郎さん



お客さんが缶ビールを持って遊びに来てくれた時が最高」 

仕事の日も休日も、日々の暮らしを楽しそうに過ごし、“いいあんべぇ”なライフスタイルを送る人物にスポットを当てたインタビュー企画「いいあんべぇな大人たち」

記念すべき第1回は、Eanbeのアロハを取り扱ってもらっている大阪南堀江のセレクトショップ、「TRUCK&KINGS」で店長を務める箕野信太郎さん。

「TRUCK&KINGS」は、WACKO MARIAやBEDWIN、COOTIEなどの人気ブランドを取り扱い、ファッショニスタから絶大な支持を集めるセレクトショップです。

※同じくEanbeを取り扱ってもらっている京都「CASINO CLUB」は系列店舗

お伺いするといつも缶ビールを持って笑顔で出迎えてくれる信太郎さん。Eanbeスタッフ一同が初めて来店した際も、緊張する気持ちを忘れてしまうくらいフレンドリーに接していただきました。

そんな信太郎さんにとっての「いいあんべぇ」とは何か、お店の目印とも言える店先のベンチで、ビールをいただきながらお話を伺います。


−−まずは、「TRUCK&KINGS」で働くことになった経緯をお伺いできればと思います。ご出身も大阪ですか?

出身は香川県で、大阪には18歳の時に出てきました。トラキンで働く前はゴミ回収の仕事をしてたんだけど、どうしても服の仕事がしたいって思いがずっとあって。それで、回収の仕事をやめて客として通っていたこの店で働くことになりました。今は店長をやっていて、今年で11年目になります。

−−お店の店長として仕事をする上で、大切にしてることってありますか?

商品を売ることよりも、いかにまた遊びに来てくれるような接客ができるか、どうやって仲良くなるか、は常に心がけてますね。無理に商品を売ろうとか、ゴリ押しはしない。まずは仲良くなろうぜっていう。

自分の中で、1度お店に来てくれた人と仲良くなって、次来た時に缶ビール持って「遊びにきたよ〜」みたいなのが理想ですね。

「人が集まる家はいい家」ってよく言われると思うんだけど、お店もそれと同じで、「人が集まる店」がいい店だと思ってて。だから、仲良くなった人が集まってくれて結果的に売上にも繋がってくれればいいかなって思ってます。 


−−働き始めた時からそういった接客をしていたんですか?

入りたてのころはやっぱり売上を少し意識して、売ることに重きを置いてた時期はあったと思う。

でも、いつも買ってくれるお客さんが結婚して家庭を持つと、服にあまりお金をかけにくくなって、何も買わずにお店に来るのがちょっと気まずいみたいに思っちゃうことってあって。

せっかく仲良くなったのに、「買えないから行けません」って少し寂しいやん?自分としては結婚後とかでも気軽に遊びに来て欲しいのに。

だから今は、「お前が100万買おうがおれの給料変わらんから、そのかわり仲良くしてくれ」っていつも言ってます。高木オーナー(TRUCK&KINGSと京都のCASINO CLUBのオーナー)には怒られるかもしれないけど、これ、ハッキシ言って名言だと思う(笑)

 

−−かっこいい名言ありがとうございます!お店で働いていて“いいあんべぇ”になる瞬間ってどんな時ですか?

「お客さんが勝手にビールを持って来店してくれた時」ですね。それをまた来てくれたお客さんとお店で飲むのが最高です!

−−まだ2回しか来れていないですが、僕達が来たら必ず缶ビールを振る舞ってくれるのにはそんな理由があったんですね!

そう。だからこのビールもお客さんの差し入れしてくれたものやで。

毎年、自分の誕生日に仲良くなったお客さんが缶ビールを差し入れに来てくれるんやけど、年々その本数が更新されていくのが嬉しくて。

で、今年はコロナだったから、さすがに少ないかな〜って思ってたら、700本もらっちゃってまさかの記録更新。これはめちゃくちゃ嬉しかった。

−−普段の生活や休日を過ごす中で、“いいあんべぇ”な瞬間も教えてください

それはもう、釣りと〇擦り!笑

釣りは昔から趣味なんだけど、特に気分がいい瞬間は、渾身で選んだカラーのルアーでバスが釣れた時。釣りやってる人はわかると思うけど、これはめちゃくちゃ気持ちがいい。ほんとは毎週釣りに行きたいんやけど、前の日に飲みすぎちゃっていけないとかはよくあるね。

−−Instagramでいつも楽しそうに仲間と飲んでる写真をアップされてますよね。

そうやね。連れとお酒飲んでる時もめちゃくちゃ楽しい瞬間やなぁ。「仲間」って言葉がちょっと恥ずかしいから自分は「連れ」って言うんやけど、ショップのスタッフだったり、飲み屋で仲良くなった連れだったり。沖縄出身の連れも多いんやけど、沖縄の人ってアホほど飲むから楽しいけど恐ろしいというか(笑)

※代表の下地が沖縄出身

あとは、さっきも言ったけど、お客さんともすぐ仲良くなって飲みに行きます。香川から大阪に出てきて、とにかく友達が沢山欲しいっていう気持ちが強くて。友達はこれからもどんどん増やしていきたいですね。

TRUCK&KINGSスタッフの細江さん(右)と店先のベンチで

Eanbeへのアドバイス

−−Eanbeを扱っていただいている立場として、今後皆に愛されるブランドになるためにアドバイスをもらえたら嬉しいです。

そうやなぁ〜、あんま偉そうに言いたくないんやけど、強いて言うなら、1つはルックの数もっと増やした方がいいかもやね。商品ラインナップが3型しかなかったやん?正直言うと最初見た時、「趣味か!」って思った(笑)でも、こだわってじっくりやりたいんだなっていう思いは伝わる。

あとは服の仕事してたり、詳しい人は素材とかデザインである程度値段が理解できるけど、やり始めのブランドとしてはちょっと高いって思われてしまうのはあるかも。

だから、アロハに興味を持ってもらえる入り口になる商品とかあるといいかもしれんね。



「アロハにはシンプルなアウターを」

−−最後に、今日はEanbeの「World Music」をかっこよく着こなしていただきましたが、コーデのポイントを教えてください。

自分のキャラ的に今回は黄色を選んだんやけど、本当はNBAのレイカーズカラー(※黄色×紫の組み合わせ)を意識してコーデを組もうと思ってたんよね。でも、合わせてみたらちょっと派手すぎちゃって違うなって。店の近くの古着屋さんに行ってちょっと似たような商品でコーデ組んでみたり、結構真面目に考えたんやから。

−−そこまでしていただいていたとは、、、恐縮です。

最終的に決まったのが、上はインナーに白Tを持ってきて前を開けて、白を見せる。インディゴと濃い目の黄色は相性がいいのは分かってたから、アウターはこのカバーオールと合わせようかなと。アウターも前を開けて、柄をチラ見せする感じで。中が柄モノの時は、アウターはシンプルにした方がいいと思うんよね。

下はシャツもインディゴのアウターとも合わせやすい、黄色と同色系のベージュのパンツ。主張が強いシャツだから、服に着られないような着こなしがこのコーデのポイントかな。

  • キャップ:H.W.DOG&CO
  • カバーオール:PHIGVEL
  • Tシャツ:WACKO MARIA
  • パンツ:COOTIE
  • スニーカー:VANS

 

Eanbeスタッフも次回からは缶ビールを持参でお伺いしようと思います。
信太郎さん、お忙しいところありがとうございました!
箕野信太郎さんのInstagramはこちら




■TRUCK&KINGS
住所:大阪市西区南堀江1丁目10-11 西谷ビル1F
Tel:06-6543-1001
営業時間:12:00-20:00

■CASINO CLUB
住所:京都市中京区蛸薬師蛸屋町152-1 三カラットビル1F
Tel:075-254-3058
営業時間:12:00-20:00



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